ランチア・テーマ修理日記
LANCIA THEMA TURBO 16v
2004年4月30日
リアスピーカーを低音専用に
以前オーディオをいじってからずっとそのままでした。
僕の作戦はフロントドアに2ウェイでしっかりした前方定位を作り
リアのスピーカーは指向性の少ない低音のみをスーパーウーファーとして再生するというものでした。
そのためにはリアへの配線にローパスフィルターを入れなければなりません。
仕組みは簡単です。
左下のハイカットのとおりスピーカーラインにコイルを直列で入れるだけです。
このときのコイルの巻き数でカットできる周波数が変化します。
僕は100ヘルツあたりでカットしたかったのですが結構大きなコイルになるので
700ヘルツあたりで我慢しました。
秋葉原の自作スピーカーやさんで買いました。インダクタンス1mHのタイプのものです。
4Ωで700ヘルツあたりを減衰できます。
エポキシで完全に固めてあるので防湿防震は完璧です。
取り付けは簡単です。スピーカーのバッフルに非磁性体(真鍮とか)のねじで留めるだけです。
ケーブルはギボシ端子で接続します。
こんな感じです。
そうそうこのアルパインのガレイタ純正スピーカーも改造してあります。
もともとコアキシャル型のフルレンジでしたが
センターのツイーター部分を取り外してあります。
後ろから高音成分がでなくなったので前方の定位がはっきりして
低音もしまりが出てきました。
ただこれはあくまでも前席でのことです。リアの人にはつらいです。
リアシートに人が座るときはフェーダーで後ろのスピーカーのレベルをゼロにします。
こんなボロボロのスピーカーでもチューニング次第で役に立ってくれます。