フィアット・パンダ修理日記

FIAT PANDA 4X4 i.e.

２００６年４月１６日

パンダで音楽　２

近頃はパンダに乗ったりテーマに乗ったりどちらも運転を楽しんでいます。
その時に一台しかないiPod をいちいち移動するのめんどくさいので
パンダの時はそれほど遠出しないので携帯電話を音楽プレイヤーにすることにしました。

僕の携帯はVodafone 702nk (nokia 6630)と言うスマートフォンで
電話と言うより小さなコンピュータでいろいろなソフトウエアをインストールしてカスタマイズできるのです。
これを音楽プレイヤーにしちゃいます。

使用ソフト
Music Player
nokia純正で日本では発売していないN90という電話機用のソフトでなぜか僕のnokia6630でも動きます。
ヨーロッパのnokiaのサイトからダウンロード可能です。無料です。
6630にオリジナルで入っている音楽再生ソフトはMP3の再生不可、AACは再生可だが拡張子の変換が必要、と
あまり便利でないです。

用意するもの

最初にソフトをインストール
nokiaのサイトからダウンロードした.sisという拡張子の付いた書類をブルートゥースを使って6630に送信。
マックからブルートゥースを使ってファイルの送信をすると6630側ではメールで受信します。
受信したら、その項目をクリックするとインストールが始まります。
このソフトはnokiaの認証ソフトなので自動インストールが可能です。

メモリカードに音楽を入れる
マックのiTune上で6630のメモリカードに入れたい曲のプレイリストを作ります。
AACでもMP3でも再生可能ですがMusicPlayerというこのソフト、MP3のタグしか受け付けず
あとで曲を整理するときAACはアーティスト、アルバムとも不明となってしまいます。
iTune上でAACフォーマットで入っている曲は使わず、改めてMP3でリッピングし直しました。

上記のようにプレイリストを作ります。

プレイリストができたらSyncTunesというフリーウエアを使います。
iTuneのプレイリストをiPodじゃない別な再生機やメモリに転送してくれます。
これがないとiTuneライブラリから一つ一つ欲しい曲のファイルを探してメモリカードにドラッグアンドドロップしなければなりません。

6630のメモリカードを本体から取り出し、カードリーダーを使ってマックにマウントします。
そしてSyncTunesを起動してこのために作ったプレイリストを選び、ファイルの転送先を選択し
シンクをクリックします。するとプレイリストの曲データがすべてコピーできます。

上記のVolumeのところにメモリカードが表示されます。
ポッドキャストを転送したくないときはポッドキャストのチェックを外しておきます。

音楽を再生
ファイルの転送が終わったらメモリカードを6630に戻します。
そしてMusicPlayerを起動させます。

起動させると電話機本体は左上のような画面になります。
オプションメニューからUpdaate collectionをクリックすると
取り込んだ音楽ファイルをきちんと整理してくれます

あとは曲を選んで再生させます。

ソフトウエア内部のmpgfxs.mbmという書類をいじると
上記のような再生画面も可能です（これはヨーロッパの某サイトからダウンロードしました）
僕は6630のフォントを入れ替えているせいか曲名やアルバム名の後ろに文字化けの四角が表示されてしまいます。
まあご愛敬ということで。

パンダのヘッドユニットとの接続

NokiaオーディオアダプターAD-46

これを使います。ヘッドフォンは6630に粗悪なものが付属していますが、ステレオミニプラグは電話機本体に直接繋げません。
そこでこのアダプターを使います。結構便利なのは
電話がかかってきたとき真ん中のボタンで着信できますし、マイクも付いています。
ヴァオイスアクティベート（ヨベバボタン）にも対応しているので
着信ボタンを押しながらマイクに向かってヴォイスアクティベートできます。

音質
もちろんリッピングしたときのビットレートにも左右されますが、ipodとさほど変わりません。
ただ曲が変わるときにブチッと音がするのがちょっと残念。

その他
RS-MMCカードは最近1GBのものが出回ってきました。
今は512MBなので61曲しか入っていませんが
ビットレートを低くして1GBのカードに換えればもう少し曲数が増やせます。