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映画祭も終り、ティエン・ユアンも帰ってしまい、ボクはせつなかった。ど
うやら田原(ティエン・ユアン)病にかかってしまったようで、日がな田原
について想いをよせてしまった。(そういえば「青春期」観るまえ、今回の
アジアの風の審査員の松江さんが「アジアの風にスゴイ可愛い女優が出てる、
冒頭からやられた」といっていたが、いま思えばそれはヤンヤン・マク監督
の「八月的故事」だったんだ。)なので彼女のブログなぞを捜してきては眺
めていたのだが、はまおさんがネタになっていて笑った。国際派女優によほ
どはまおさん、インパクトあったんだろうな。で、普段こんなコトしないけ
ど検索かけてティエン・ユアンネタを捜して、でも途中であきらめた。意外
なほどファンが多く、またボクはアーティストとして感応したので自分の生
活にいかそうと思ったからだ。なのでパーティーなぞいってみたのだが、こ
れが面白くなく、こんならヤンヤン・マクやティエン・ユアンのコト考えて
いた方がいいやと終電間際の電車に飛び乗り新宿ツタヤへ。あった、「胡蝶
」。パッケージにはウォン・カーウァイの秘蔵っコ・ヤンヤン・マク監督作
品とあった。早速、借りてみたのだがスゴイと思った。ただ、映像美と主演
の何超儀(ジョシー・ホー)と葛民輝(エリック・コ)が素晴らしいのであ
って、田原はそうでもない。やはり初見でみた「青春期」のあの官能的な唇
と倒錯的な制服姿、そしてもう何を着てもアリの彼女、やはり「青春期」で
なくてはダメなんだ。でもヤンヤン・マクとティエン・ユアンの才能をボク
は気に入った。かつてトヨエツが「映画監督って皆、イイ顔してるんですよ
」っていってたけどマクもそう。田原も猪俣ユキみたく撮ってもいいと思う。 |