5月のヨンゴーロクと世界の自由港・香港へ行ってきました。空港から約1hで香
港の中枢部・チムシャツイの地に足をおろしました。それから客引きに騙され、騙さ
れ途中にチュンキンマンションのパシフィック・エクスチェンジで両替をすまし、マ
ニアックな階段でドイル似のヤク中に発狂され、香港は階段を降りると何処だかわか
りません…、迷子。ようやくふりだしに戻るとまた騙され、客引きに逆ギレされ、香
港は階段を降りると何処だかわかりません…、また迷子。ようやくボロボロになりな
がらふりだしに戻ると天の声…、予約した宿のオーナーだという。のはまっ赤なウソ
でまた騙された…。結局、抵抗する気力もなくチュンキンマンションのA座11階に
とまりました。
このすごろくは1コマも進めずに気力と体力を使い果たし、憔悴したボクを尻目に
オーナーは「安心しろ、ここの客は日本人と台湾人と韓国人だけだ」というので内心
楽しみにしていたのに廊下ですれちがう人、アフリカ人、アフリカ人、アフリカ人…、
全員アフリカ人でした。独房のような部屋でシャワートイレ共同でしたが、ボブ・サ
ップ級のアフリカ人たちが朝から朝まで大騒ぎでコワくて廊下に出れないんです。エ
レベーターもなかなか来ず、行列のできるラーメン屋さんみたいにひたすら待ちます。
ようやく乗るのですが、エレベーターは小さくてアフリカ人、インド人、ネパール人、
皆デカいので常に重量オーバーなので警備員がひきずりおろし、ドアが閉まると中は
ギウギウ詰めで汗と体臭の国際交流ができました。努力の末、シャバに出てからシム
シュイポーやHMVなどで買い物しました。
2日目いよいよ散策です。チムシャツイから地鉄で油麻地へ。待ち構えていたのは
廃虚になりながらもいまだ映画館の面影を残す油麻地戲院。テンプル・ストリートを
歩いていると大雨が降ってきたのでティンハン・ミウで雨やどり。しかたないので飲
茶の店で点心をつまみました。飲茶中、雨がやんだので油麻地に戻り、いよいよ散策。
油麻地&モンコックを歩き廻りました。くたびれたので九龍公園で休憩。ピンク・フ
ラミンゴをながめたあと、ネイザン・ロード沿いの信和中心へ。四級片なる裏ビデオ
の店をみつけましたが、見て見ぬフリをしました。最後の晩餐は昨日、ウェイターと
約束したレストランで焼きそばを食べました。それからナイト・マーケットをブラブ
ラしていたら男人街で中古エロ本屋を発見。シュウ・ケイやロレッタ・リーを物色中、
うわぁぁ、なんとサイモン・ヤム寫眞集が!!。しかもこの店の最高値、男なのに…。
財布と相談の結果、なんとか手中に納めるコトができました。
3日目にライチ・コックやシムシュイポーの鴨寮街をぶらぶらして、この旅は終わ
ります。香港はツワモノでリベンジしきれませんでしたが、いつか香港の地で、悦樂
の美酒に酔いたいと思っております。その日まで…、再見!。
( 特別感謝:Bliss Company 古閑信宏・映画監督 中田
圭・and more … ) |